フォントをひとつ公開しました
実業家の中村壮太郎という人が昭和のはじめごろに日本語の新しい表記法として提案した〈ひので字〉という人工文字をフォントにしたものです。
明治から昭和初期にかけて、漢字廃止論など国語の表記のありかたをめぐる議論がいろいろとなされたなかで、日本語の文字のさまざまな改良案が発表されたことがあります。結局普及するには至らなかったそれらの新作文字は新国字と呼ばれたりするのですが、この〈ひので字〉はその新国字のなかでも比較的その名が知られている気がする文字です。
綴り方などの詳しいことは同梱のreadme.txtをご覧ください。